雑誌に出てくるお宅は、素敵なおうちばかり。
生活感も全然ないし、モデルルームみたい。
それが理想だと思っていました。
それが出来ていない私は、もっと頑張らなきゃいけないんだと。
でもそうじゃないよ、と教えてくれる本を読みました。
忙しすぎる人のための開き直り片付け術
読んだ本はこれです。
精神科医が考えた 忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術
奥田弘美
精神科医が考えた 忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術【電子書籍】[ 奥田弘美 ]
精神科医の方が書いた、片付け本です。
図書館で目にとまり、借りてきました。
忙しすぎると、がっつり時間をとって断捨離したり、片付けすることはできない。
それなりにモノが多くても、快適に暮らすことはできるという本です。
見栄を捨てたらラクになる
タイトルにある、開き直りとは、モデルルームのように生活感のない部屋を目指す必要はないと開き直ること。
片付け好きの人がおしゃれなインテリアでスッキリした部屋をキープするのは素晴らしいこと。
でも忙しくて片付けが苦手なら、モデルルームみたいな部屋を目指す必要は無いんです。
片付けできないことに自己嫌悪を感じてしまうなら、それは理想が高すぎる。
清潔をキープできるなら、物が多くて生活感丸出しでもいいや、と開き直ることで、幸せに暮らせるそうです。
片付け出来ない人=仕事が出来ない人、運の悪い人と思われそうですが、そうゆうわけでも無いんですね。
散らかった部屋にいる人の方が、創造的なアイディアを生み出したり、慣習を打破できるクリエイティブな発想をしやすいという研究結果があるそうです。
子供も色々な物がある部屋にいるほうが、工夫して何かを作ったりするそうです。
おもちゃがあふれている我が家にとっては、救いになる言葉です(^_^;)
片付けより掃除が大事
片付けよりも掃除のほうが大切なんだそうです。
掃除をやらないと、ほこりやダニがでて、健康に影響が出ます。
ほこりで死ぬことはないというけれど、健康に良いわけではないですよね。
片付けは生活感をなくすためにするものではない。
片付けをするのは、掃除をしやすくするため。
物が出しっぱなしだと掃除機がかけられないです。
だから床にモノを置かないことは大事。
その代わり、棚がちょっとぐちゃぐちゃでも、気にすることはない。
床やテーブルに物を置くときは、トレーやボックスに入れることで、掃除もラクになります。
リビングと寝室は毎日掃除機をかけるのが理想なんだそうです。
忙しい人はロボット掃除機を使って掃除をすればよいと。
私もルンバを愛用しています。
毎日かけていなかったけど、今は赤ちゃんがいるので、なるべく毎日使うようにしよう。
まとめ
片付けがきちんとできない自分はダメな人間だ、と思ってしまうなら、この本はおすすめです。
理想の部屋は何もない部屋ではなく、快適で気持ちよく過ごせる部屋。
片付けをラクにするためにモノを少なくすることは有効だと思いますが、減らしすぎる必要はない。
子どもにガミガミ注意するのはやめようと思いました(^_^;)
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