こんにちは!
とうとう6月が始まりました。
今日はちょっと天気が悪くて、梅雨かなぁと思ってしまいますね。
昨日、ずっと読みたかった本屋大賞の本を読めたので感想を書きたいと思います。
恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」
ずっと「蜂蜜と遠雷」だと思ってました。
美味しそう。笑
『蜜蜂と遠雷』感想
おもしろかった~!!
さすが本屋大賞!という感じでした。
内容については詳しくは書きませんが、ピアニストのコンクールの話。
誰が優勝するのか?と書いてあったから、ちょっとドロドロ系かと思ったら真逆でした。
こんな素敵な表現をする人だったんだなぁと感動しました。
恩田陸さんの小説、他にもいろいろ読んだと思うけど、ここまですごくなかった。
作家じゃなくてピアニストだったの?ってぐらい音楽について豊かな表現で。
こうやってブログを書いていますが、全然文章がうまく書けないなと思うんです。
文章書くのって難しいですよね。
だからこんなすごい文章書けるのがうらやましいし、才能だなぁって。
表現が綺麗すぎてなんとなく涙が出たし、鳥肌が立ちました。
私クラシックなんて全然分からなくて、聴きたいとも思わなかったのですが、興味が出てきました。
登場人物たちみたいな世界に行けるなら行ってみたい。
まぁたぶん無理ですけどねー。きっと寝ちゃう^^;
これから雨の日は読書するのも楽しいですよ~。
小説を読まない方は、どれがいいか分からないっていう方もいらっしゃいますよね。
そうゆうときは本屋大賞受賞のものがおすすめです。
一般の方(書店員さんですが)が選ぶので、やっぱり読みやすくて面白い小説が受賞していると思います。
歴代の本屋大賞受賞作のおすすめ
本屋大賞は2004年から始まったもので、書店員さんが1番売りたい本を選ぶというものです。
2017年は第14回でした。
各回大賞の1位から10位まで発表されるので、全部で140冊もあります^^;
私も全部読んでるわけじゃないですが、その中で古い順におすすめをいくつか紹介したいと思います。
なるべく著者がかぶらないように、と選んでみたけど、やっぱり被っちゃったな。
2004年大賞 博士の愛した数式 小川洋子
切ないけど、暖かいお話。
フェルマーの最終定理とか、完全数など数学の話もたくさん出てくるけど、数学ってこんなに美しいものなんだ、と感動しました。
2005年大賞 夜のピクニック 恩田陸
青春っていいなぁ~。若いころに戻りたいなぁ~というお話。
恩田陸さんの本は読みやすいものが多いですね。
2006年4位 容疑者Xの献身 東野圭吾
私、推理小説が昔は大好きで、中学生のころからよく読んでいました。
でも泣ける推理小説って少ないですよね。
トリックもすごいなぁって思った気がする。(うろ覚え…^^;)
映画も人気だったので見た人も多そうですね。
2007年5位 図書館戦争 有川浩
有川さん大好き!
私が有川作品にはまったのはこれがきっかけだったと思います。
図書館戦争・図書館内乱・図書館危機・図書館革命、と続きます。
さらに別冊1・2まであるシリーズもの。
小説だけど、少女漫画です。笑
少女漫画好きなら絶対読まなきゃソンだと思う。
2007年6位 鴨川ホルモー 万城目学
万城目学さんも好きです。
設定がかなり非現実的なのに、そんなこと感じさせないぐらい面白くて、入り込んじゃう。
読み終わった後にちょっと淋しくなります。
2007年は2位森見 登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」とか、4位伊坂 幸太郎さんの「終末のフール」もおすすめ。
2008年8位 植物図鑑 有川浩
また少女漫画系の有川作品。
実際、図書館戦争と植物図鑑は少女漫画にもなってます。
道端の雑草が素敵に見えるようになります。笑
2013年7位 ソロモンの偽証 宮部みゆき
ちょっと長い(文庫本だと6冊)けど、一気に読めます。
先が気になって、気になって。。。
寝れなかったです。
ハッピーエンドとは言えなくて、ちょっと考えさせられるお話。
どうするのが正解だったのか、私にも分からないです。
2014年5位 とっぴんぱらりの風太郎 万城目学
これ、最近になって読みました。
私時代小説はあまり好きじゃないのですが、面白かった。
そんなに悲しい終わりかたじゃないけど、みんな生きててほしかった><
また長くなってしまいました^^;
ぜひお好きなのを選んでみてくださいね。
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